URUSHI

漆とは

9000年あまり前より日本の生活の中で使われてきた天然素材です。接着、防水、錆止め等の役割を果たし、一度硬化した塗膜は塩酸・硫酸の原液に漬けても冒されない大変優れた天然塗料で、人工的に作ることは出来ない物です。何物にも変え難い質感と表情を見せてくれるものです。

肉合研ぎ出し蒔絵

高蒔絵と研出蒔絵の技法を併用。絵柄を漆や炭粉などを使用して、高くしたい所だけを盛り上げ、下地と地続きになるようになだらかにし、高低差のある面を一様に研ぎ出すなど、蒔絵技法の中で一番工程が複雑な蒔絵です 。

研ぎ出し高蒔絵

背景などを研出蒔絵で仕上げた後、主となる絵柄を漆や炭粉などで盛り上げた後、平蒔絵と同じ手法で仕上げます。立体的で華やかな表現が出来ます 。

高蒔絵

高蒔漆で絵柄を肉盛りし,その上に平蒔絵を施したもの。平蒔絵より立体的に仕上がります。

研ぎ出し蒔絵

絵柄を平蒔絵と同じ手法で描き、全体を漆で塗り固め研ぎ出して絵柄を浮かび上がらせる技法です。

平蒔絵

漆で絵柄を描いた上に金粉銀粉色粉などを蒔きつけ、乾燥後に漆を塗り、磨きをかけて仕上げます。

沈金

漆面にノミや刃物で絵柄を線や点で彫り、彫ったみぞに漆を擦り込み、金箔や金粉で色を置いて仕上げます。

螺鈿

鮑貝・蝶貝などを絵柄の形に切り出し、漆器面に張り付け、漆を塗り込み研ぎ出し磨き上げて仕上げたものです。